皆さんは、TikTokというアプリを使ったことはありますか?
名前は聞いたことがあっても、多くの人が「若者しか使わないSNS」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、中国では老若男女に大人気なSNSとなっているのです!
中国で人気なワケについては、以下のリンクで解説しているので、是非そちらも合わせてご覧ください。

今回は、そんなTikTokを、
- Youtube
「TikTok 最強のSNSは中国から生まれる」という本を参考に、上記4つの人気SNSと比較した、魅力を解説していきます!
日本でのTikTok
日本でも、中国と同様、TikTokはまず若い世代に流行しました。
最近は日本でも、
- 政党のアカウント
- スポーツ新聞
- 企業
などがTikTokに参入し、「大人向け」のコンテンツも配信されています。
YouTubeと比較
新規参入
Youtubeは、プラットフォームが成熟しているため、動画配信の新規参入が年々難しくなっています。
しかもYouTubeはもともと検索型プラットフォームとして設計されているので、まず知名度がないと検索されません。
そのため、新規参入者が人気を獲得するのは至難の業です。
SNSとしての機能性
YouTubeは、動画の時間がTikTokよりも平均して長いです。
したがってエンタメ以外のジャンルとの親和性が低くなりがちというデメリットがあります。
加えてYouTubeはSNSとしての機能が弱く、拡散性が低い部分があります
広告の見せ方
広告の見せ方にも大きな違いがあります。
YouTubeでは動画に広告が強制的に挟み込まれるのに対し、TikTokは広告さえもコンテンツに転換しています。
例えば、
11月11日のポッキーの日に森永とタイアップして行われたイベントでは、2万3600本もの関連動画が投稿されたのです。
すごい拡散性ですよね。
Instagramと比較
Instagramの特徴
インスタも成熟したプラットフォームであり、現状ではTikTokよりもユーザー数が多いです。
インスタは、ユーザーの世界観を投影したプラットフォームで、「映え」というワードが話題になり、世の中に定着しました。
またハッシュタグが最も多く使われるプラットフォームで、ハッシュタグや検索、「いいね!」で他人のコンテンツとつながれるようになっている。
いわば「共感」でつながるSNS。
テキストではなく、画像や動画がメインコンテンツなので、言語を越えてさまざまな国のユーザーとつながれるのも特徴ですね。
拡散性
ただしInstagramの場合、拡散性の低さが課題です。
連携しているプラットフォームが基本的にFacebookしかなく、「バズる」という概念がないため、Instagramで大量のファンを獲得するのは難しいとされています。
もともとの知名度がある人は別ですけどね。
また「映え」が評価されるため、非日常的な行動が伴うコンテンツが評価されやすいという特徴があります。
より広い属性やニーズに応えることができる魅力があります。
Twitterと比較
Twitterは圧倒的な拡散性を誇りますが、これもすでに成熟したプラットフォームであるため、新規参入で多数のフォロワーを得るのは難しいです。
またテキストメインのプラットフォームならではの弱点があります。
それは、言語の壁を越えられないこと。
ショートムービーはテキストよりも表示時間が長く、クリック率も高く、コンバージョン率も高い。そのため広告としても魅力的でなのです。
Facebookと比較
Facebookは、そもそもTikTokとは競合しないプラットフォームでしょう。
基本的に知り合い同士をつなぐ閉じたプラットフォームなので、拡散性は念頭にありません。
日本で言うならば、LINEに近い位置づけですね。
FacebookとTikTokは、根本的にサービスとしてのジャンルが違います。
まとめ
TikTokを、4つのSNSと比較してみました。
世間の知名度的には、まだTikTokの方が低いかもしれません。
それにTikTokの機能そのものに、それほどの新規性はありません。
しかしその融合のしかたが絶妙なのです。
気になった方は、是非インストールして使ってみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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