お金を貯める必要性は?
うちまだ若く、元気で働いていて、毎月給料が入ってくれば、日常生活ではそれほど貯金の必要性を感じないかもしれません。
しかし、突然のケガや病気で働けなくなり、給料をもらえなくなったらどうでしょうか。
ある程度のお金を持っていないと困ります。
また人生には、結婚、出産、子との進学、住宅購入など大きな支出が必要なライフイベントがあります。
そのとき自分の希望を実現するには、やはりお金が必要です。
貯蓄は、自分が納得できる人生に近づくために欠かせません。
貯蕃の必要性を知り、計画的にお金を貯めていくことが大事です。
貯蕃の必要性を知り、計画的にお金を貯めていくことが大事です。
お金を貯める3つの目的
日々の暮らしでお金を全部使いきってしまったら、大事な場面でお金が足りなくなってしまいます。
将来の出費
- 結婚・出産資金
- 子どもの進学資金
- 老後の生活資金
高額な買い物
- 家の購入・改築資金
- 車の購入資金
- 旅行・趣味などの資金
予期せぬ事態
- 病気やケガなどの入院費用
- 災害などの対応費用
貯蓄は、日常の生活費とは別に、いざというときのためや、月々の収入ではまかなえない大きな出費に備えておくためのお金です。
年齢別に見る貯蓄額
❶20代
20代は仕事を始めたばかりでまだ貯蓄は少ないですが、結婚や住宅取得のための貯蓄も必要となってきます。
❷30~50代
順調にいけば30代、40代、50代と収入は増えるが、高額な支出がふくらむ。
例えば、
- 出産
- 教育費
- 住宅購入費など
負債額は多くの住宅ローンとみられる。
❸60代~
60代以降、平均貯蓄額が増える。その理由は、
- 住宅ローンを完済し、子育ても終えたため
- 退職金をもらえる人がいるためなど
しかし、仕事を引退後は、 貯蓄を生活費として切り崩していくのが一般的。
いくら貯めれば良いのか
平均して手取りの2割を目標にコッコツ貯めていきましょう。
お金を一度に貯めることは難しいので、コッコッと貯めていきます。
では、収入のうちどれくらいを貯蕃にまわせばいいのでしょうか。
平成29年度の総務省の家計調査では、2人以上の勤労世帯における貯蓄率の平均は22.3%という調査結果になっています。
まず、手取り年収の2割を目安に貯蓄を始めましょう。
現役時代の大きな支出のために1割、老後資金に1割です。
貯まり具合を見ながら支出を考えます。
住宅の頭金や子どもの教育費などは貯めたお金から払い、老後資金も同時に貯めていくのです。
住宅の頭金や子どもの教育費などは貯めたお金から払い、老後資金も同時に貯めていくのです。
長い人生には貯めやすい時期とそうでない時期があります。
平均で2割を目指しましょう。
平均で2割を目指しましょう。
実際にやってみると大変かもしれません。
ですが、夫婦共働きなら2人合わせた手取りの2割を貯蓄目標にしましょう。
毎年必ず2割を貯蓄しなくても、長いスパンで考え、1割や3割の貯蓄の時期があってもかまいません。

※固定費とは
毎月金額がある程度決まっている支出のこと
毎月金額がある程度決まっている支出のこと
- 住居費
- 通信費
- 水道光熱費
- 一般保険料など
※流動費とは
毎月金額の変わるものや不定期の支出
- 食費
- 被服費
- 雑貨
- 医療費
- 娯楽・交通費など
まとめ
貯蓄は、日々の生活費とは別に、いざというときのために備えておくために行います。
20代のうちから、計画的に貯蓄していく必要があるでしょう。
計画的に貯蓄プランを立てるお金のPDCAサイクルについては、以下のリンクで解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

20代から始める貯蓄方法│貯蓄の平均は?どれくらい貯めればよいの?
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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