就職活動は、その人の人生を左右する大きなイベントですよね。(震え)
大学生活ゲームのラスボスとでもいえるでしょうか。
限られた新卒採用枠をめぐって、数十万人が死闘を繰り広げる。
若い学生たちにかかるストレスは尋常ではなく、私の友人も
- 「鬱になりかけた」
- 「何回も泣いた」
- 「もうやめたかった
など、苦労をした声をよく耳にします。
そんな苦しい就職活動を乗り切るには、どのようなコツ・テクニックが必要なのでしょうか。
今回は、業界の絞り方・企業の選び方というテーマで、「就活テクニック大全」を参考に就職活動をうまく乗り越えるためのコツを解説していきます。
本書には、
就活生が求める情報が満載となっています。
インターネットにものっていない素朴な疑問の答えや、ライバルに差を付けるテクニックが余すことなく語られています。
それでは早速みていきましょう!
就活を有利に進めるために
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企業を選ぶコツ
腕試し受験をする
就活生の多くは、中小企業には目もくれず、とりあえず知名度のある大企業や人気企業ばかりを受けている人が多いです。
私の大学の友人も、大した学歴も経験もないのに、とりあえず受験するという人が多い印象でした。
ですが、これはNGです!
本当に最初から大企業を目指すなら、まず積極的に中小企業を「腕試し受験」したほうが良いと著者は説いています。
そのメリットは4つです。
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ESや面接の練習になる
エントリーシートや面接の訓練になること。
本命企業と同じ業界の中小企業であれば、同じような質問が出る可能性があります。
私も中小企業・大手企業の両方の面接に挑んでましたが、業界が同じであれば、質問パターンが似ている傾向があります。
そのため、練習として、本命を受ける前に他の企業を受けると良いでしょう。
面接に慣れてくる
面接に対する度胸がつくこと。
面接は回数を重ねれば重ねるほど緊張が軽減されます。
面接を全然経験しないまま本命の企業を受けに行っても、
- 慣れていないので緊張する
- 頭が真っ白になる
- 焦って汗が止まらない
このような状況に陥ってしまう可能性があります。
そのため、企業以外にも
- 大学のキャリアセンター
- 新卒専用のハローワーク
- 面接対策セミナー
など、面接の練習をしてくれる機会はありますので、対策をしましょう。
自己肯定感が高まる
中小企業から内定を得ることが出来たなら、それは自信となり、本命の面接へのプレッシャーが減ります
内定を得れば、間違いなく自己肯定感が高まります。
人気企業ばかりを受けて、不採用の通知が続くと自信がなくなって就職活動が嫌になってしまいますよね。
これは就活に苦しんでいる人に非常に多い特徴です。
企業もそんな自信なさげな人を採用しないですよね。
それを避けるためにも、まずは自分の実力に見合った企業を受けると良いでしょう。
その結果、本命企業の面接の心の負担を軽減することが出来ます。
もしかしたら中小企業の方が良いかも
優良な中小企業に目を向けることもできます。
腕試しのつもりで受けた中小企業は、あなたにとって運命の一社かもしれません。
志望している業界の中小企業を見つけるのは、意外と簡単です。
業界地図 で志望業界のページを見て、下位の企業を検索したり、ネットで
- 志望業界名 中堅企業
- 志望業界名 ベンチャー企業
- 志望業界名 子会社
- 志望業界名 関連会社
と検索するのも有効です。『就職四季報 優良・中堅企業版 』で志望業界の関連企業を探したりしてみるのも良いでしょう。
そうして中小企業をリストアップし、自分の希望に近い企業を受けてみましょう。
ただ、全く興味のない企業をの選考を受けるのはNGです。
そんな企業の面接に行ってもモチベーションが上がらないため、労力の無駄となります。しっかりとリサーチをして、興味のある企業を受けましょう。
もし、選考過程で魅力を感じられないのならば、途中で辞退しても大丈夫です。
入社したいくらい魅力的な企業を選ぶことがポイントです。
BtoB企業を探す
有名なBtoB企業を探す方法は、4つあります。
まずは、
- 本書に掲載されている「世界一のBtoB企業リスト」
- 「会社四季報」業界地図 2020年版
で探す
- ヤフーファイナンスで検索
- 『就職四季報 』で探す
これらを実践してみてはいかがでしょうか。
BtoB企業を徹底リサーチ
BtoB企業に合格するには、次の流れが有効と著者は説いています。
まじ初めに、志望企業の競合企業のWEBサイトをチェックしましょう。
その中で、志望企業との違いを見つけます。
- 商品コンセプト
- 宣伝方法
- 売り方
- 金額
- 経営方針
- 経営理念
などの観点から見るとよいでしょう。
そのうえで、どちらが収益力が高いかを考えてメモしておきます。
私のおすすめの比較方法は、Excelを使用することです。
Excelを使用すると、
- 収益
- 休暇日数
- 従業員数
などの数値をあらかじめ入力しておくと、そのデータを昇順・降順にクリック一つで並び替えてくれます。
非常に見やすいですし、多くの情報を一つにまとめることができるのでおすすめです。
BtoB企業の魅力・特徴
BtoBの中でもメーカー業界を例に挙げると、工場を多く持ち、比較的強めの労働組合があるため待遇や福利厚生が良く、 ホワイト企業が多い業界です。
その中でも
- 機械メーカー
- 電機メーカー
- 化学メーカー
は非常に高い技術力をもち、日本の「ものづくり」の中心を担っています。
私は文系で電機メーカーに属していますが、入社してから環境の良さや、福利厚生の充実度に驚いています。
BtoB企業は、消費者には知名度がなくても、社会人にとっては超有名で、世界で必要とされている企業が実はたくさんあります。
給料も高く、経営が安定していて、高い世界シェアを取っている隠れ優良企業は実は、BtoB企業に多いのです。
BtoC企業に比べて、給料も非常に高く、休みも明らかに多いのですが、就職活動を真剣にやらない学生にとっては、知名度の高いBtoCを選ぶ人が多いため、就活ではライバルが少ないという特徴があります。
超穴場です。
より詳しいBtoB企業のメリット・デメリットの記事はこちら
就活を有利に進めるために、
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まとめ
業界選び、企業選びって難しいですよね。
私も就職が解禁する直前まで悩んでいた記憶があります。
ですが、私は3回生の7月からインターンシップや合同企業説明会に参加し、就職活動の対策をしていたので優良企業をある程度見極めていた結果、第一志望の会社に内定をもらい入社することが出来ています。
私は早く始めすぎかもしれませんが、時間に余裕があるのであれば、将来の為に就職活動を真剣に打ち込んでみることを強くおすすめします。
自分の後悔しないように、周りの学生を気にせずどんどん突き進みましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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