- 自己分析
- 面接
- グループディスカッション
約10万人が死闘を繰り広げる就活ゲームでは、これらの選考を勝ち抜けなければなりません。
そんな難しい就職活動を少しでも簡単に乗り切るためには、どのようなコツ・テクニックが必要なのでしょうか。
今回は、「面接・グループディスカッションの対策・コツ」というテーマで、以下の本を参考に就職活動をうまく乗り越えるためのコツを解説していきます。
面接・グループディスカッション
過去の質問を調べる
面接では、毎年同じような質問が出題されるものが多いです。
著者が就職人気企業100社の過去10年間の面接質問を調べると、ほぼ8割が同じ内容の質問だったといいます。
特に大企業ほど、毎年同じ質問が出ています。
同じ質問が繰り返される理由は、面接の目的にあります。
面接の目的は、自社で活躍できる人材かどうかを見極めること。企業の仕事は毎年変わるものではないから、受験者への質問も変わらないというわけです。
志望企業の過去の質問を調べる方法は3つ。
- 大学のキャリアセンターに保存されている「内定者の受験報告書」を読むこと
- 「みんなの就活日記」の内定者掲示板を閲覧する
- 内定者に聞くこと
いずれも過去5~10年分、できるだけ多くの情報にあたるようにしましょう。質問の傾向を知るため、そして個人の記憶違いを防ぐためです。
みんなの就活日記は私もよく利用していました。
写真を見せながら話す
「またこの人に会いたい」と思わせる話し方については、以下のリンクで解説していますので是非参考にしてください。
アガッているときには、“ビジュアルアピール術”を使ってみてはいかがだろうかと著者は説いています。
社会人のプレゼンテーションのように、写真やデータを見せながら話してみましょう。面接官に「プレゼン上手な学生だ」という印象を与えられるはずです。
注意点は以下です。
気をつけたいのは、写真やデータはキチンと印刷しておくこと。スマホの画面では、年配の面接官には読みづらいかもしれない。
面接で自己PRを問われたら、まず口頭で簡単に説明しよう。そのうえで、「この自己PRの内容がよくわかるように、写真を持ってきました。お見せしても宜しいでしょうか?」と言って面接官の許可を取り、見せながら説明する。写真を使ってもいいし、新聞の切り抜きやIR情報の切り抜きでもいいだろう。
出典:就活テクニック大全
情報を準備しておく
グループディスカッション(GD)における就活生の発言には、弱点があります。
それは「意見に客観的な根拠がないこと」です。
主観的な考えを述べているだけだったり、根拠が個人の経験に過ぎなかったり、根拠が議題と関係なかったりします。
だからこそ、客観的な根拠をもとにした意見を言えるだけで、高評価を得られるのです。
次の5つのステップを踏めば、GDにおける発言の質を上げることができるでしょう。
ステップ(1)
志望企業のGDテーマを調べ、出題傾向を掴む。
キャリアセンターで「内定者の受験報告書」を数年分読み、出題傾向を把握しよう。
ステップ(2)
出題傾向に即した「企業のIR情報のページ」を印刷してスクラップする。
ノートを用意し、情報を集める。
ステップ(3)
出題傾向に即した「新聞記事」を印刷してスクラップする。
ステップ(2)と同様に、新聞記事から情報収集する。
ステップ(4)
出題傾向に即した「ビジネス誌の記事」を印刷してスクラップする。
(2)(3)と同様に、ビジネスサイトの検索機能を使い、得られた情報を貼っていく。
ステップ(5)
ノートの記事を根拠にして意見を組み立て、発言する。
GDにスクラップブックを持参し、使えそうなデータは積極的に使う。
IR情報・新聞記事・ビジネス誌の情報は極めて客観性が高い根拠となるでしょう。
50~100記事を集めておけば、あらゆるGDテーマに対応できるはずでしょう。
正直、ここまで対策をしている人を私は聞いたことがありません。
積極的に発言することはもちろんですが、それが苦手なのであれば、要所要所でインパクトのある発言をするために、他の学生と差をつけるために知識を蓄えておくのも一つの戦略です。
まとめ
面接やGDに関しては、事前準備が非常に重要です。
自己分析も事前準備の一つですが、準備をせずに即興で出来る人なんてまずいません。
小手先の技は通じても、最終選考に進むにつれてそのボロは必ず出てきます。
自分の能力を過信せず、希望の会社に内定をもらえるように対策していきましょう!
自己分析のコツについては、以下のリンクで解説していますのでそちらも合わせてご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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